【専門学校の入学辞退届について】
受験するにあたって、志望校や併願など、いくつかの学校を受験をする方がほとんどかと思います。
見事、志望校の合格をしたけれど、他の学校へ複数合格をしていたとき、必要となってくるのが選択しなかった学校への入学辞退届の提出です。
今回は「専門学校の入学辞退届は必要?」「専門学校の入学辞退届の書き方」「例文の紹介」について解説していきます。
【専門学校の入学辞退届は必要?】
専門学校に合格し入学手続きをして入学金を納めたがその後、第一志望の大学を合格をしたという方も多く、入学辞退届を提出するか悩まれていると思います。
基本的には入学辞退届というのは、学校との金銭的なやり取り(入学金など)があった場合に必要とされています。
入学金の納付の期間は、合格通知が到着してから1週間以内が一般的と言われています。
入学辞退届を提出しても、専門学校にもよりますが納めた入学金は返還されないことがほとんどです。残念ですよね。
一方で、学校と入学金などの金銭のやり取りがなかった場合は、期日までに入学金を支払わなければ入学資格がなくなる可能性があるので、その場合は入学辞退届を書かなくても良いとされています。
しかし、こちらも専門学校によるので必ず電話で確認をするようにしましょう。
【専門学校の入学辞退届の書き方】
では、専門学校に入学辞退届を出さなければいけない場合、どうのような手順で手続きをしていけばいいのでしょうか。
まずは入学辞退届の提出をする専門学校のホームページを確認しましょう。ホームページに入学辞退届のテンプレートを用意してくれている学校もあります。もし、テンプレートがあるようであればダウンロード印刷して使用しましょう。
テンプレートが準備されていない場合は自身で入学辞退届を作成します。
自身で作成する場合、縦書き横書きどちらでも大丈夫です。書きやすい方を選びましょう。
手書きが苦手な方はパソコンで作成しても良いです。手書きにこだわらなくても大丈夫です。それよりも相手が欲しい情報をきっちり記入することが大切です。手書きの場合は読みやすい字で書きましょう。
そして郵送で送る場合は、封筒の大きさも気になるポイントですよね。A4の書類を三つ折りにして長3封筒に入れて郵送する形で問題ないです。
学校によっては「簡易書留」でないと受け付けてくれないところがあるようなので、十分に確認をして下さいね。
そして、封筒の左下に「入学辞退届在中」と書きましょう。
締切間近の場合は郵直接学校へ持参しましょう。
【例文の紹介】
では、テンプレートが準備されていない場合どのように書けば良いのでしょうか。
こちらでは例文を紹介してきます。
<例文1>
入学辞退届
〇〇専門学校△△校長殿
令和〇年3月〇日
拝啓 時下貴学におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、合格通知をいただき、大変光栄に存じます。
誠に勝手ながら、他校への進学が決まりましたので、○○学科への入学を辞退させていただきたくお願い申し上げます。
受験番号 123456
氏名 あなたの名前をフルネームで
住所
電話番号
末筆ながら、貴学のますますのご発展をお祈り申し上げます。
敬具
<例文2>
入学辞退届
〇〇専門学校△△校長殿
令和〇年3月〇日
この度は合格通知を賜りまして大変光栄に存じます。
しかしながら、一身上の都合によりご辞退させていただきたく思います。
宜しくご理解いただきますようお願い致します。
受験番号 123456
氏名 あなたの名前をフルネームで
住所
電話番号
例文1は丁寧な書き方で、例文2は端的でコンパクトにまとめた書き方となっています。
どちらでも事足りますので、問題ないかと思います。
【終わりに】
今回は「専門学校の入学辞退届は必要?」「専門学校の入学辞退届の書き方」「例文の紹介」について解説していきました。
入学辞退届に関しては、「専門学校が必要としている情報全てを読みやすく書く」ということが大切です。
まずは専門学校のホームページでテンプレートが用意されているか確認をしてから手続きを進めていきましょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。