レキューム・デ・ジュール 国立

レキューム・デ・ジュール。国立にある、スフレ専門店である。

9:30~22:00まで営業。定休日は、木曜である。

何度かお邪魔しているが、朝早くからやっており、朝早くはすいているので、のんびりできる。

スフレを、注文してから作るのだが、そのスフレがおいしい。
温かくて、泡のようなスフレなので、すぐに食べてしまう。

2016年開業したらしく、まだ、開店まもない。少し奥まったところにあるお店なのだが、隠れ家的存在も醸し出している。
喫茶店としても、落ち着く雰囲気である。

ご主人の経歴は、広尾にある、ル・スフレで修行されたらしい。オーボンヴユーダンにもいたらしい。ル・スフレの自由が丘にある店の店長を7年間勤めあげたらしい。
おいしさからいって、腕は確かである。

スフレ専門店は、なかなかないので、家の近くにあると、正直、わくわくしてしまう。
やわらかい食感のスフレ。食べるとすぐに舌でとろけてしまう。

国立駅からは、徒歩15分はあると思う。
駅からは少し遠いのだが、行ってみる価値はあると思う。

メニュー数は少ないが、専門店のため充分である。

何度か行ってみて、一度も他の客がいたことがない。正直、やっていけるのか少し不安を覚えるが、味はいいので、固定客をつかめれば、やっていけるといったところだろうか。

店名は、「日々の泡」という、フランス語らしい。
店内は、緑を基調とした雰囲気になっている。

広尾のル・スフレは、閉店してしまっているそうなので、わざわざ、ファンが遠くからやってくるのかもしれない。

一人で、丁寧に作ってらっしゃるので、オーダーから、出来上がるまでは、20分はかかり、その間、おしゃべりをしたり、本を読んだりできる。

生クリームを、スフレの味にあわせて変化させているそうだ。

お持ち帰りもあるので、嬉しいお土産にもなりそうだ。

スフレが乗せられてくるお皿は、どこのお皿なのだろう。
雰囲気があって、見ているだけで、素朴でおしゃれな感じだ。

国立に店を出した決め手は、街がきれいだったからだそう。住民も温かい人が多いと思っているそうだ。

きちんと将来的ヴィジョンもあって、10年後に全国から食べに来てほしいそうだ。
そこまで浸透するには、毎日同じ作業の繰り返しで、日々修行の精神で行かなければならないだろう。
そして、全国区に有名になるには、マスコミの力を借りたり、口コミだけでは、限界があるだろう。

地元住民であるが、ご主人の心意気を応援したいものである。