東京都国立市にある、アカリベーカリー。
パン屋さん。10:00~19:00まで営業している。
国立駅から、五分ほど立川方面、いわゆる西のほうに行くとある。
日・月が休みである。中休みがあり、14:00から15:00は、お休みだ。
ここの、クリームパンが一番美味しいと思っていたら、パン特集の雑誌の表紙にクリームパンがなっていた。
みんな、考えることは一緒なのねと思った。
食パンも菓子パン、惣菜パン、全部美味しい。
木造の内装も素敵。
メロンパンは、娘の大好物だ。
店内は、決して広くはないのだが、厨房も備わっていて、ガラス張りで中が見える。
食卓の灯りをともして食べてほしいという願いがこめられた店名。
いわゆる、街のパン屋さんだが、そのクオリティーは高い。
「吉祥寺のダン・ディゾンさんに並ぶくらい美味しいですね。」
と、夫が販売をしている奥様に言うと、素直に「うれしいです」
と答えてくれた。
店内は常時人が混み、早く買わないと、売り切れ続出だ。
50種類も毎日用意されるというが、売り切れるのも早い。
店主の経歴は、ホテルやムッシュイワンなどでパンの修行をされたらしい。
子供の頃、魔女の宅急便という映画を見て、パン屋にあこがれたそうだ。
ワインに合うパンもあり、食事の幅も広がりそうだ。
アカリブレッドは、毎日食べても飽きない味になっている。
毎日の食卓に並ぶパンをイメージされているらしく、でも、粉の味はしっかりしている。
値段も、120円くらいからとお手頃だ。
アンチョビキャベツも美味しくて、名前のとうり、アンチョビとキャベツの融合したパンなのだが、私は、食べたことがなかったので、珍しいなあと思いながら食べた。他の店にも売っているのだろうか?と疑問を投げかけながら。
ミルクフランスも美味しかった。柔らかいフランスパンに、たっぷりのミルククリーム。
看板もかわいいと評判だ。
どうやって看板を造ったのか、いずれ聞いてみたいと思った。
看板にきちんと灯りの絵が描いてあるのだ。
土日、夫が山のように、アカリベーカリーのパンを買ってきて、もう本当にお腹いっぱいというまで、パンを食す。
なんて、幸せなんだろうと思う。娘と笑顔ホコホコ。
それだけで、元気になれるパン屋の力ってすごいなあと思った。
粉が生きているという感じがして、まだ、50種類全部は食べてないけど、きっと、全部外れはないはず。
外れがないってことは、どれにも手を抜いていないということで、素晴らしいことだ。