10年以上前に流行した「血液型取扱説明書」を覚えていますか?A型・B型・O型、そしてAB型すべての血液型の特徴が、ユーモアたっぷりに解説されたシリーズです。まるで「血液型別のマニュアル」のような表現は、小難しい話ではなく、誰でも気軽に読めて「あるある!」「自分のことだ!」とうなずいてしまうものばかりでしたよね。そんな、ライトに読める懐かしの自己分析本「血液型取扱説明書」。その内容を振り返ってみたいと思います!
血液型 相性がわかる?血液型取扱説明書
A型
几帳面で真面目な人格で知られるA型の特徴として書かれていたのは、このような内容でした。
- 石橋を叩きすぎて割る。
- 空気を読むのはうまい。
- 「全然ヘイキ」なフリがうまい。
- 常に360度、気を配るレーダーがついている。
- 遠回し遠回し、回しすぎて真意が伝わってない。
- 主張しないからナメられる。
- 小さなミスを深刻に反省。ハアアアァァァァァァァァ〜。
B型
血液型取扱説明書の中でも一番売れたという、B型の本。血液型の中でも最も風変わりな人間というレッテルが貼られるB型ですが、このユニークな説明書ではどのように描かれているのでしょうか。
- 待ち時間が苦痛じゃない。
- 待つ間は必ずその場から動いちゃう。で、探される。
- ハマったら突っ走るから一見オタクとかマニアっぽい。
- でも飽きるのも速攻だから違う。忘れるのも早い。
- 「ふーん」「あ、そーなんだぁ」「へぇ、すごいね」ってよく言う。
- 長続きしないけど集中力がすごい。
- テスト前「勉強してないー」ってホントにしない。
- 本気でキレると黙る。言葉を消去。
- 夜中に突然、部屋を模様替えし始める。
シリーズの中でもダントツで売れたというB型の説明書。通常、シリーズになっているものはその1作目が一番売れるといわれています。B型の説明書も例に漏れず、1作目なんです。「A型が1作目じゃないの?」と思いますよね。実は、著者のJamais Jamais氏が自分の周りにいる”変わった人”を分析していると、軒並みB型の人物が多いことを突き止めたのだそう。それがきっかけで血液型の特徴に興味を持つようになったといい、最初にB型の説明書を出版したのです。それに続く形で、他の血液型シリーズも出したのだそうですよ。
O型
どの血液型 相性抜群といわれているO型は、その大らかで寛容な人柄が面白く表現されていましたよ。
- 身に覚えのないアザがある。そこかしこに。
- 頼まれるとイヤと言えないお人よし。
- お外では、何でもできるっぽいヒト。
- でも、家に帰れば「ヘナちょこマン」。
- 気分の上下が激しい。
- がんばってウソをついても絶対にバレる。
- 打たれ強い!
- 順応性が高い!
- でも鈍感!
AB型
変わり者の天才肌と称されることの多いAB型は、書かれている特徴も一風変わったものばかり。
- 発しているオーラがなんかどっかヒトと違う
- 「土足でここ人に入ってくんな」オーラが出る
- 「空気読まないね」って誰かに言われる
- 自分のペースにヒトを巻き込む
- 素直そうで、けっこうガンコ。
- 記憶力はナイ。てゆーかたぶん最初から覚える気ない
- 孤独が怖くない。むしろ楽しんじゃってる。一人を。
- 脱線人生。まっすぐ伸びた道を歩いていると猛烈に曲がりたくなる。
- 去る者は追わない。どーぞどーぞ。さよならー。来る者は拒まない。おいでー。そこのラインまでね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この血液型取扱説明書は、当時就職活動をしていた世代の若者からも絶大な支持を受け、自己分析や他己分析に役立てられたこともあったそうですよ。堅苦しさもなく気軽に読むことができ、自分でも気が付かなかった自分の癖や、秘められた人格を知るきっかけになったという人も、多かったのではないでしょうか。キンプリ血液型も話題になるほど、好きな人やアイドル、芸能人の血液型の特徴なども気になりますよね。懐かしの血液型取扱説明書を手に取って、自分やまわりの人を分析してみるのも楽しいかもしれません!