2021年は、ビットコインなどの仮想通貨が注目を集めた1年でした。世界的なインフレ予測や金融緩和によって、急激な値上がりを見せたビットコイン。11月には史上最高値の777万円を記録しましたね。驚きの値段のビットコインとは違い、1円以下から数百円位で買えちゃう仮想通貨があるのをご存知ですか?その名も「草コイン」です。
草コインとは?
これ!と言うしっかりした定義はないのですが、『知名度・時価総額・流動性・現在価格が低いアルトコイン』これが揃えば「草コイン」でしょう。昨年、テスラ社のイーロン・マスク氏がSNSで呟いたことで、急激に注目を浴びたドージコインもこの草コインの1つです。
そうなんです!「草コイン」は、ドージコインのように価格が高騰すれば大きな利益を得られる可能性があるコインなんです。ただし、注意点としてハイリスク・ハイリターンな仮想通貨であることはお忘れなく!
筆者おすすめ!の草コイン3選
IOST:アイオーエスティー
- 価格: ¥3.68
- 時価総額 : ¥68,607,818,624.49
- 時価総額ランキング : 124位(2022年現在)
IOSTは確実な業務の遂行(スマートコントラクト)を利用したブロックチェーンで、DApps(分散型アプリケーション)の開発などに活用されています。クレジットカードを超える高性能でスピード感のある処理能力が特徴の仮想通貨であり、その技術力の高さを生かしていろいろな分野と提携することが期待されています。
開発言語にJavaScriptというメジャーな言語を使用しているため、プログラマーが開発に参加しやすいのが特徴となっています。
ENJ:エンジンコイン
- 価格 : ¥187.89
- 時価総額 : ¥165,011,550,956.55
- 時価総額ランキング : 75位(2022年現在)
エンジンコインは、”Enjin Platform”というオンラインゲームのプラットフォーム内での売買に使用することができる草コインです。通常、オンラインゲームのコインはそのゲーム内でしか使用できませんが、エンジンコインはEnjin Platformのゲームであれば異なるゲームであっても垣根を超えて取引をすることができるという特徴があります。Enjin Platformでは、誰でも簡単にNFTの発行が可能で、Enjin Platformの中にある『Enjin Marketplace』ではNFTの売買ができます。エンジンコインのブロックチェーン技術はマイクロソフトの報酬システムにも採用されたことがあり、その技術力の高さが伺えます。
TRX:トロン
- 価格 : ¥8.72
- 時価総額 : ¥886,582,851,615.76
- 時価総額ランキング : 22位(2022年現在)
トロンは分散型プラットフォーム「トロン」で使用される仮想通貨です。トロンプラットフォームは、動画やゲーム、音楽などのデジタルコンテンツを提供するプラットフォームです。クリエイターが作成したデジタルコンテンツを”投げ銭”のシステムで収益化するものであり、そこでの支払いにトロンが使われます。2021年には、トロンを基盤として開発されたゲームアプリ等が300種類も配信されました。
まとめ
以上が筆者の個人的におすすめする「草コイン」です。時価総額ランキングは、草コインの中でもトップクラスではありませんが、将来性はかなりあると思います!筆者的には、育つ楽しみも味わえるのが「草コイン」だと思っていますので、いつか大きく化けてくれるのをじわじわと楽しみに待っております。みなさんも、自分のとっておきの草コインを見つけてみてはいかがですか?ただし、先述の通りでリスクは高めなので余裕がある状態での投資を楽しみましょうね。