靖國神社お焚き上げ・ご利益・御朱印について

【靖國神社】

「靖國神社」とは「東京都千代田区九段北3丁目1−1」にある神社。

靖國神社の歴史はまだ浅く、明治天皇によって作られた神社です。国家のために命を捧げた人々の御霊を慰め、後世に伝えることを目的に建てられたと言われています。
そして、境内にあるソメイヨシノが標準木として指定されていることで有名です。

広い境内と豊かな自然に囲まれた都民の憩いの場になっているそんな靖國神社の「お焚き上げ」「ご利益」「御朱印」について紹介していきます。

【お焚き上げ】

お焚き上げとは、1年間お世話になった御守りや正月飾りなどを小正月の1月15日前後に神社やお寺に祈祷や読経を依頼して手放すおこないのことです。現在では、遺品や思い出の品など対象が拡がっています。

では、靖國神社でのお焚き上げはどのような手順で受付をしてもらえるのでしょうか。

靖國神社では、神社のお神札・お守りなどを引き取ってもらえるようです。受付は参集殿で行っています。
ただし、お寺のお守りは引き取ってもらえません。それに加え、だるまや熊手なども引き取り不可のようなのでお気を付け下さい。

【ご利益】

次に、靖國神社にはどのようなご利益があると言われているでしょうか。

靖国神社は戦没者を祀っている神社であり、一般的な神社とは大きく趣旨が異なります。
戦争に際して、国家防衛のために尊い生命を捧げられた方々の神霊みたまが祀られて、その数は246万6千余柱に及びます。
246万6千もの神様がいるということは何がご利益かということを明白にするのは難しいところです。

しかし、日本はご先祖様を「家庭の守り神」として考えるといったことから「家内安全」というご利益があると言ってもいいのではないでしょうか。

あとは「国のために尽くす」という観点から心が強くなければ達成できないと考えることができます。なので「心願成就」のご利益もあるかもしれませんね。

【御朱印】

次に靖國神社の、御朱印の料金、頂ける場所、時間についてご紹介していきます。

靖國神社の御朱印は通常1種類です。しかし、7月に行われる「みたままつり」などのお祭りの際には限定の御朱印が頂けることもあるようです。

御朱印代:朱印墨書き・書き置き朱印 各500円
場所:朱印所(拝殿の横にある参集殿)
時間:午前9時〜午後5時(3月~10月は午前9時〜午後6時)

靖國神社にはオリジナルの御朱印帳が2種類あります。白色の背景に桜の花と紋が描かれたもの、紺色の背景に霞文様と金色の桜の紋が描かれたものがあり、どちらもとても綺麗です。参拝の際にはチェックしてみて下さいね。

【終わりに】

今回は靖國神社の「お焚き上げ」「ご利益」「御朱印」についてご紹介させていただきました。

<この記事のまとめ>

・お焚き上げは神社のお守りやお札のみ(受付は参集殿)
・一般的な神社とご利益の趣旨が違うが、家内安全、心願成就のご利益があると言われている
・御朱印は通常1種類で受付時間は月によって異なる(お祭りの際などは限定の御朱印がある)

靖国神社は戦争なしには語れない神社であるため、戦争に関する知識を学だうえで参拝することをおすすめします。
春になると桜の開花宣言の標本木もあるので楽しめるスポットでもあります。
アクセスも良く、足を運びやすいので、是非一度パワーをもらいに行ってみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

<靖國神社へのアクセス>

・電車を利用の場合
Metro九段下駅(出口1)から徒歩5分
Metro飯田橋駅(A2出口A5出口)から徒歩10分
JR飯田橋駅(西口)から徒歩10分
JR市ヶ谷駅から徒歩10分

・車を利用の場合
首都高速代官町出口 約5分
首都高速西神田出口 約5分
首都高速飯田橋出口 約5分