2021年度後期のNHK朝の連続ドラマ小説「カムカムエブリバディ」。ヒロインが3人という史上初の試みに、放送開始前から話題騒然となりました!週を追うごとに朝ドラ 視聴率も急上昇中!今回は話題の朝ドラをおさらいし、その魅力を紐解いていきましょう。
新しい形のヒロイン構成!「カムカムエブリバディ」を解説
朝ドラは基本的に毎日放送されるので、「昨日見るの忘れた!」「時間がなくて見られない」という理由で視聴することを諦めてしまう方も多いでしょう。興味はあるけど見るのをためらってしまう方にも分かるよう、ここでドラマを簡単に紹介します。
タイトルの「カムカムエブリバディ」とは?
「カムカムエブリバディ」とは、戦後まもなく始まったNHKラジオ英語講座のオープニングテーマに由来します。童謡「証城寺の狸囃子」のメロディーにのせた「カム、カム、エブリバディ~」というリズムが軽快な語り口調は戦後の日本をパッと明るく照らしました。まさに、朝からほんわかと元気になれるドラマにピッタリのタイトルですね。
超気になる!どんなストーリーなの?
岡山・大阪・京都を舞台に、母・娘・孫の3世代のヒロインがラジオ英語講座とともに歩んだ100年のファミリーストーリーです。その時代ごとに映し出される世相を交えながら、恋愛や結婚、仕事と様々な試練を乗り越え自分らしい生き方を見出していくというストーリーです。
岡山編
1925年日本でラジオ放送が開始した日に岡山の和菓子屋で生まれた安子(上白石萌音)。
あたたかい家庭ですくすくと育ち、オシャレ好きであんこに目がない看板娘に成長した安子は、ラジオ講座をきっかけに英語に興味を持ち始めます。
胸が切なくなる恋・結婚・出産と、幸せな生活を夢見ていた矢先に戦争の影が忍び寄ります。
大阪編
昭和30年代、田舎の息苦しい環境に嫌気がさした安子の娘・るい(深津絵里)は、
「自分らしく自由に生きていきたい」と岡山を飛び出し大阪で新しい人生をスタートさせます。運よく見つけた住み込みのクリーニング店で働き始めたるいは、娘のようにかわいがってくれる店主に見守られ、素敵な仲間と出会い、様々な試練に戸惑いながらも自らの力で人生を切り開いていきます。
京都編
昭和40年代の京都。るいの娘・ひなた(川栄李奈)は父の影響で時代劇が大好きな女の子に成長。平凡ながらも充実した毎日を送っていましたが、近所に「映画村」ができたことで運命の歯車が少しずつ回り始め、自分らしい人生のあり方を見つけていきます。
3人のヒロイン!豪華キャスト陣にも注目
カムカムエブリバディ キャストの豪華さも見逃せません!初代のヒロインを演じるのは、映画やドラマで大活躍の若手女優・上白石萌音さん。可愛らしくおっとりとした外見の中に芯の強さをうかがうことができ、激動の昭和を生きる女性の姿はまさにハマり役!
2代目のヒロインを演じるのは、ベテラン女優の深津絵里さん。50歳目前には見えない若さと爽やかさで18歳の高校生役を違和感なく演じられている姿が話題にもなりました。いつまでも昔と変わらない可愛らしさをキープされていて魅力的です。
3代目のヒロインは、アイドルから女優へと見事な転身をされた川栄李奈さん。クセがなくどんな役も自然に演じることができる女優さんなので、「隣の家の娘さん」を見守る感覚でドラマの世界へと導いてくれるのではないかと期待しています。
今からでも遅くない!再放送と見逃し配信情報
ヒロインたちは一体どんな人生を切り開いていくのか気になりますよね。毎日決まった時間にテレビの前に座ることができない方にも気軽にドラマを楽しんでもらいたい!ここで、もう一度ドラマを視聴することができる再放送と見逃し配信の情報をまとめてみました。
再放送
・NHK総合 月曜日~金曜日12:45~13:00、
日曜日11:00~11:15(1週間ダイジェスト版)
・BSプレミアム 月曜日~金曜日23:00~23:15、
土曜日9:45~11:00(1週間分)
見逃し配信
NHKプラス、NHKオンデマンド、U-NEXT
再放送は日付が変わると話も変わるので時間の縛りが出てきます。好きな時に最初からしっかりと楽しみたい方には、動画配信サービスが断然おススメです。
まとめ
今回は話題の朝ドラ「カムカムエブリバディ」について解説しました!時代に翻弄されながらも自分らしく生きようと奮闘するヒロインたちの姿に元気と勇気をもらえる事でしょう。3人のヒロインの違った魅力を堪能しながら話題の朝ドラを楽しみましょう!