諏訪大社お焚き上げ・ご利益・御朱印について

【諏訪大社】

「諏訪大社(すわたいしゃ)」とは「(上社本宮)長野県諏訪市中洲宮山1、(上社前宮)長野県茅野市宮川2030、(下社春宮)長野県諏訪郡下諏訪町193 、(下社秋宮)長野県諏訪郡下諏訪町5828 」にある神社。

諏訪大社は全国25,000にもおよぶ諏訪神社の総本社で、国内にある最も古い神社の1つとされています。信濃の国で最も社格が高いとされる「信濃國一之宮(しなののくにいちのみや)」であり、長野県中央の諏訪湖を挟んで上社本宮・上社前宮・下社秋宮・下社春宮の2社4宮が鎮座しています。
本殿と呼ばれる建物がないことが諏訪大社の大きな特徴で、日本の古い町並みが残る散歩道が楽しめます。

今回はそんな諏訪大社の「お焚き上げ」「ご利益」「御朱印」について紹介していきます。

【お焚き上げ】

お焚き上げとは、1年間お世話になった御守りや正月飾りなどを小正月の1月15日前後に神社やお寺に祈祷や読経を依頼して手放すおこないのことです。現在では、遺品や思い出の品など対象が拡がっています。

では、諏訪大社でのお焚き上げはどのような手順で受付をしてもらえるのでしょうか。

諏訪大社では1月15日前後に「どんと祭」が行われ、縁起物や古札・御守りをお焚き上げします。
各家庭で飾っていた注連縄や古札、御守りなどを持参すると朝から順次境内でお焚き上げしてくれますが、プラスチック製のものなど有害ガスが発生するものなどは引き取ってもらえませんので注意して下さい。

その時期以外は古神札納所にて引き取ってもらえるようです。

【ご利益】

次に、諏訪大社にはどのようなご利益があると言われているでしょうか。

諏訪大社の上社本宮に祀られている建御名方神は大国主の御子神(別名: 諏訪大明神)です。

諏訪大明神は古くから風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神として広く信仰され、現在は生命の根源・生活の源を守る神と崇められていて多くの方が参拝に訪れます。

その他にも農業、漁業、交通安全、勝負運アップ、開運招福、家内安全、縁結び、子授けなど、たくさんのご利益で有名です。

そして、諏訪大社は4箇所の社があり、それぞれの神社に特徴があります。4社めぐりで、ご利益も4神社で授かれそうですね。

<パワースポットのご紹介>

・明神湯
上社本宮の大鳥居のすぐにある手水舎は明神湯と呼ばれる温泉を使った手水です。神が化粧水として使ったお湯ともいわれています。

・一之御柱から四之御柱
上社前宮は唯一社、一之御柱から四之御柱を間近で見ることができ、触れることもできます。御柱に触れてご利益をもらいましょう。

・さざれ石
下社秋宮には小粒な石が極めて長い時間をかけて凝固して出来上がったさざれ石というものがあります。日本でもトップクラスの大きさで、まさに巌です。

・万治の石仏(まんじのせきぶつ)
下社春宮の境内にある2メートル60センチほどある阿弥陀如来です。その昔、春宮の大鳥居奉納を命じられた石工がノミを入れたところ、石から血が流れてきたと祟りを恐れて、石に阿弥陀如来を祀ったのがこの万治の石仏と言われています。

【御朱印】

次に諏訪大社の、御朱印の料金、頂ける場所、時間についてご紹介していきます。

御朱印代:各500円
場所:上社本宮は授与所(正面鳥居を入って右手)、上社前宮は社務所、下社秋宮は御朱印所(駐車場や駐輪場の近く)、下社春宮は社務所(正面鳥居のすぐ右手)
時間:各午前9時〜午後4時

諏訪大社の御朱印は上社本宮・上社前宮・下社秋宮・下社春宮4社にそれぞれの御朱印があり、すべての御朱印をもらうと、最後の神社から記念品を頂けます。

【終わりに】

今回は諏訪大社の「お焚き上げ」「ご利益」「御朱印」についてご紹介させていただきました。

<この記事のまとめ>

・お焚き上げは縁起物やお守り、お札のみで1月15日前後に「どんと祭」が行われる
・ご利益は農業、漁業、交通安全、勝負運アップ、開運招福、家内安全、縁結び、子授け
・御朱印の受付は午前9時〜午後4時で上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮4社にそれぞれの御朱印がある

諏訪大社をお参りするならば、ご利益をたっぷり授かれる四社めぐりがおすすめです。新宿から電車で約2時間とアクセスもよく日帰り旅行にもぴったりです。
是非一度パワーをもらいに行ってみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

<諏訪大社へのアクセス>

・電車を利用の場合
(上社本宮)
JR中央本線茅野駅から徒歩30分
JR中央本線下諏訪駅からバスで30分
(上社前宮)
JR中央本線茅野駅から徒歩20分
(下社秋宮)
JR中央本線下諏訪駅から徒歩20分
(下社春宮)
JR中央本線下諏訪駅から徒歩20分